2つの便秘タイプ

前回「冷え」についてアップしましたが
並んで万病のもとと言われるのが

「便秘」

サロンでも慢性的な便秘さん、
自覚のない便秘さん、
隠れ便秘さん、、、多いです。

アーユルヴェーダでは便秘といっても
その状態によって対処方法は異なります。


アーユルヴェーダは個人のドーシャ(体質)
を重要視していますが、これが便秘にも当てはまります🎯

便秘には大きく2つのタイプが。


①ヴァータタイプ

(固くてコロコロ便、出づらい)



②カファタイプ

(ねっとり重くベタっとし、残便感がある)


この2つのタイプ、
症状も違えば対処方法も違うのです。


①ヴァータタイプの原因
・慢性疲労 
・不規則な生活 
・腸内の乾燥、冷え
・水分不足
・ストレス

ヴァータが乱れたタイプの便秘です。
疲労や緊張、不安、ストレスなど神経系の乱れが大きく影響してます。
あとは食事での油分の不足など。

ヴァータは乾燥性、冷性、軽性、不規則性

解消させるためにはヴァータの性質と反対の性質の食事、生活をとることがポイントです。

《対処法》
・温かく適度に油分が含んだ食事を心がける
・白湯を飲む
・規則正しいリズムの生活を心がける
・下半身を温める
・太白オイルで腹部をマッサージ

②カファタイプの原因
・消化力以上の食べ過ぎ
・重性の食事の摂りすぎ(油っこいもの、甘いもの、小麦粉、乳製品)←これらは消化に重い食事になるので負担がかかる
・運動不足

カファが乱れたタイプのこの便秘は、
アンバランスな食事、それによって腸が重くなり毒素が停滞している状態。

カファは重性、冷性、油性、安定性

これとは反対の食事や行動を。

《対処法》
・緑の葉野菜を中心に食物繊維を多めに摂る
・温かく消化に良い食事
・油分、糖分を減らす
・食べすぎず、腹八分目にする
・白湯を飲む(食前に生姜パウダーを入れた白湯)消化力を上げてくれます
・運動を取り入れ体を動かす




《理想の便》

*バナナのようにツルンとしている

*水に浮く

*色は濃すぎず薄すぎない茶色

*悪臭がない



アーユルヴェーダでは同じ性質のものはその性質が増えると言われています。
なので逆のことを取り入れる!
いたってシンプル!



身体は単純で素直です。
自分の性質を知って、自分で選択して対処する。
アーユルヴェーダを知っていくとおのずと自分だけのケアが確立されてきます。

知るって楽しいですよ〜♡





ライフヨガ&アーユルヴェーダ HANA

心のHANAと 笑顔のHANAを咲かせる  みんなにとって居心地のいい場所でありたい。 元気に健康に美しく 笑顔あふれるヨガ教室、アーユルヴェーダサロンです。

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