ドーシャについて
前回記事につづき、
今回は自分を知ろう!ということでドーシャについて。
アーユルヴェーダでは、
・風、空(くう)=ヴァータ
・火=ピッタ
・水=カファ
の3つの生命バランスでその人の体質が決まる、と考えられています。
このそれぞれの生命エネルギーを
「ドーシャ」
と呼びます。
今回は初めての人でも分かりやすく、簡単にまとめてみました。
ではさっそく、
《特徴》
好奇心に満ち、頭の回転がはやく話題も豊富な社交家。
流行にも敏感、じっとしているのが苦手でそわそわした動作のくせの人も。
身振り手振りのジェスチャーは多め。
突発的に緊張しやすかったり、心配になりやすい。
《性格》
想像力豊か、アイディア豊富でもの覚えが早いが忘れるのも早い、流行に敏感、おしゃべり、
コミュニケーション力が高い、
好奇心旺盛だが、長続きしない、
気分屋、優柔不断、落ち着きがない。
《外見》
痩せ型
《体質》
寒さに弱く冷え性。
肌や髪は乾燥しやすい。
歯並びはあまり良くない。
食が細く、食欲はムラがあり、ドカ食いしたり食事を抜いたり精神的な状態で変わりやすい。
睡眠は浅く寝付きはあまりよくない。
聴覚が敏感で音に反応しやすい。
スタミナはなく夕方以降疲れがでやすい。
《トラブル傾向》
冷え性、頭痛、耳鳴り、抜け毛、貧血、
首肩凝り、腰痛、関節痛、生理不順、膀胱炎、不眠、便秘。
精神的には、うつ、ネガティブ、疲れやすい、神経疾患、循環器疾患、ストレスを受けやすい。
《対策》
生活リズムを不規則にしない。
同じ時間に起きて、食べるというように睡眠や食事のリズムは一定を保つようにする。
ゆっくり休息をとる。
身体を温め、保湿する。
瞑想など自分をみつめる時間をとる。
《食のポイント》
甘味、酸味、塩味は増えすぎたヴァータを鎮めます。
ヴァータの特徴である冷たいもの、乾いたもの、軽いものはなるべく避ける。
温かく、消化にいいもの。
油、水分を含んだもの(揚げ物の油ではなく良質な油)
生ものよりは火を通したもの。
三食しっかり食べる。
《特徴》
優れた知性と行動力で自己実現が高く、
リーダーに向く人が多い。
《性格》
リーダー気質で野心家、自信家。
完璧主義でプライドが高く思い通りにいかないとイライラしがち。
集中力、知性が高く記憶力も良い。
競争を好む。
面倒見のよい姉御肌タイプ。
バランスを崩すと攻撃的になりやすい。
《外見》
中肉中背、筋肉質。
《体質》
暑がり。丈夫。喉が乾きやすい。食欲旺盛。
熟睡しやすい短時間の睡眠。
そばかす、ほくろ、ニキビ傾向。
日焼けしやすい。
視覚が敏感で目の疲れやトラブルがおきやすい。
快食快便。お腹が空くとイライラしやすい。
関節が柔らかい。
《トラブル傾向》
口内炎、ニキビ、吹き出物、湿疹、蕁麻疹、下痢、目の充血、痔など。
若ハゲ、若白髪になりやすい。
体内に熱が溜まりやすいため、血の熱が上がることで起きるトラブルが多い。
炎症、顔のほてり、赤み、多汗、胃痛、胸焼け。
精神的にはイライラ、批判的。怒り。
自己中心的になりやすい。
《対策》
暑がりで汗っかき、熱がこもりやすいので
クールダウンを心がける。
がんばりすぎてしまうので、休むことを覚えるのも大切。
神社やお寺、山や川など自然を感じられるスポットはおすすめ。
早寝を心がけ脳を休ませる。
《食のポイント》
甘味、苦味、渋味(もちろん程々に)
ピッタの特徴である、熱々の食べ物、酸味、辛味の刺激のあるものは少なめに。
こもった熱を下げやすい野菜、
きゅうり、ウリ、ゴーヤ、キャベツなどおすすめ。
体内に熱っぽさを感じるときは生で食べてOK!
甘く熟れた果物。
アルコール、お肉、辛いものはピッタを急上昇させます。
《特徴》
行動も話し方もゆっくりで愛情深いひと。
争いを嫌うあまり我慢してしまい、
肉体的にも精神的にも溜め込んでしまいがち。
放っておくとすぐに停滞してしまい、
動くことを嫌がり変化を受け入れられないようになってしまう。
《性格》
安定。思いやり。のんびり。忍耐強い。
新しいものや挑戦より現状のままを好む。
覚えるのに時間がかかるが一度覚えると忘れない。愛情深く献身的。
情に弱く争いごとを避ける。
食べること、寝ることが好き。
《外見》
ふくよか、グラマラス。
《体質》
スタミナがある。湿度に弱い。骨格丈夫、歯並びが良い。
少ししか食べなくても太りやすい。
長く深い睡眠、寝るのが好きだが、
寝起きが悪く一日中眠いことも。
体重が増えやすく肥満になりやすい。
《トラブル傾向》
冷え、だるさ、眠さ。
食欲減退、太る、鼻水、鼻づまり、気管支疾患、ぜんそく、関節炎、糖尿病、生活習慣病。
精神的には、引きこもり、うつ、執着心、
頑固、貪欲、大ざっぱ。
物を捨てれない、変化を嫌いチャレンジ精神が減退になりやすい。
《対策》
重い、だるい、ねむいのエネルギーを下げるには動く質を取り入れる。
鼻うがいや乾布摩擦、いつもと違う道を歩くなど外的にも内的にも刺激を与え、同じところにとどまらないように心がけましょう。
《食のポイント》
辛味、苦味、渋味の食べもの。
カファの特徴である冷たいもの、重たいものは避ける。
甘いもの、揚げ物、ヨーグルトなどの乳製品は少なめに。
食べ過ぎや食後の昼寝はカファにとって大敵です。
苦味、渋味のある野菜、辛味のスパイスはカファを鎮めます。
朝食はお腹が空いてなければ食べなくてOK!
空腹を感じたら食べる。
いかがでしたか?
これこれ、わたし!と思った方も多かったのではないでしょうか?😁
サロンでは事前に体質診断チェックシートでドーシャバランスを診させてもらってから施術をスタートします。
まだ体質診断したことのない方は、一度チェックしにいらしてください。
ドーシャバランスは年齢、時間、環境、季節によっても日々変化しています。
毎日同じバランスではありません。
「今日はどんなバランスかな?」
少し考えてみませんか?😊
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